モバイルオーダーとは?仕組み・メリット・導入方法を飲食店向けに解説
モバイルオーダーとは、利用者が自分のスマートフォンから商品を選び、注文できるシステムです。飲食店ではQRコードを読み取り、テーブルから注文する方式などが広く利用されています。
飲食店で導入が広がっている「モバイルオーダー」。
テーブルにあるQRコードを読み込み、お客様自身のスマートフォンから注文するタイプをはじめ、店外から事前注文するタイプなど、さまざまな仕組みがあります。
この記事では、モバイルオーダーとは何か、どのような仕組みなのか、導入するメリット・デメリット、POSレジとの連携、システムを選ぶポイントまで飲食店向けにわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- モバイルオーダーの意味と、QRコード型など4つの方式の違い
- 飲食店が導入する5つのメリットと、注意しておきたい4つのポイント
- モバイルオーダーとPOSレジの違い・連携の重要性
- 導入時に確認したい機能と、導入までの流れ
モバイルオーダーとは
モバイルオーダーとは、お客様がスマートフォンやタブレットなどから商品を注文できる仕組みです。飲食店では、テーブルに設置したQRコードをお客様自身のスマートフォンで読み込み、表示されたメニューから注文する方式が広く使われています。
スタッフが注文を聞き取ってハンディやレジに入力する従来の方法と違い、お客様が選んだ内容がそのまま注文データとして店舗に届くため、注文の受付にかかる人手と、聞き間違い・書き間違いを減らせるのが特徴です。
人手不足が続く飲食業界では、ホール業務の省力化と注文の正確性向上を目的に、個人店からチェーン店まで導入が広がっています。
モバイルオーダーの仕組み
ひとくちにモバイルオーダーといっても、注文を受け付ける方式はいくつかに分かれます。代表的な4つの方式を紹介します。
QRコード型
テーブルやカウンターに設置したQRコードをお客様のスマートフォンで読み込み、ブラウザ上で注文する方式です。アプリのインストールが不要で、お客様側の準備がほとんどいらないため、店内飲食が中心の飲食店でもっとも広く使われています。
LINE連携型
LINE公式アカウントを入り口に注文する方式です。注文と同時に友だち追加や会員登録につなげられるため、注文の仕組みとしてだけでなく、クーポン配信やリピーターづくりなどの販促にも活用しやすいのが特徴です。
店外事前注文型
来店前にスマートフォンから注文・決済し、店頭で商品を受け取る方式です。テイクアウトやカフェのピックアップ需要に向いており、行列の緩和やレジ前の混雑対策として使われます。
店内セルフ注文型
店頭や店内に設置したタブレット・券売機型の端末から、お客様自身が注文する方式です。カウンター業態やフードコートなどで使われます。
飲食店がモバイルオーダーを導入するメリット
注文業務を削減できる
注文の受付をお客様のスマートフォンに任せられるため、スタッフが各テーブルを回って注文を取る業務が大幅に減ります。空いた時間を配膳や接客、調理補助に充てられるため、少ない人数でも店舗を回しやすくなります。
注文ミスを減らせる
お客様が選択した商品・オプション・数量がそのまま注文データになるため、聞き間違いや転記ミスが起こりにくくなります。作り直しによる食材ロスや、提供遅れによるクレームの防止にもつながります。
ピーク時間の業務を効率化できる
ランチやディナーのピーク帯は、注文が集中してスタッフが呼び出しに追われがちです。モバイルオーダーなら、お客様が好きなタイミングで注文でき、追加注文の取りこぼしも減るため、ピーク時の回転率と客単価の両方に効果が期待できます。
外国語注文に対応しやすい
多言語表示に対応したシステムなら、英語・中国語・韓国語などでメニューを表示できます。外国人のお客様が多い店舗でも、言葉の壁による注文の行き違いを減らせます。
注文データを蓄積できる
すべての注文がデータとして残るため、売れ筋商品、時間帯別の注文傾向、客単価などを分析できます。メニュー改定や仕入れ、人員配置の判断材料として活用できます。
メリット・デメリットのより詳しい解説と対策は、モバイルオーダーのメリット・デメリットを詳しく見るをご覧ください。
モバイルオーダーのデメリット・注意点
スマートフォン操作が苦手なお客様への対応
高齢のお客様など、スマートフォンでの注文が難しい方もいます。スタッフによる注文入力やハンディ注文を併用できるシステムを選ぶと、無理なく運用できます。
通信環境
お客様のスマートフォンから注文するため、店内の電波状況が悪いと注文しづらくなります。導入前に店内の通信環境を確認し、必要に応じてWi-Fiの整備を検討しましょう。
メニュー登録・更新
写真や説明文を含むメニューの初期登録には、ある程度の手間がかかります。管理画面から店舗スタッフが直感的に更新できるか、導入時の登録サポートがあるかを確認しておくと安心です。
POSレジとの二重管理
モバイルオーダーとPOSレジを別々のシステムで導入すると、注文データを会計側へ入力し直す手間や、売上データが分散する問題が起こりがちです。この点は次の章で詳しく説明します。
モバイルオーダーとPOSレジの違い
モバイルオーダーは「注文を受け付ける仕組み」、POSレジは「会計と売上管理の仕組み」です。役割が異なるため、両方を別々に導入することもできますが、その場合は注文情報を会計時に打ち直したり、売上データが2つのシステムに分かれたりする場合があります。
POSレジ機能を standard で備えた一体型のモバイルオーダーであれば、注文内容がそのまま会計へ引き継がれ、売上・会員・在庫のデータもひとつにまとまります。これから導入するなら、POSレジとの関係を最初に確認しておくのがおすすめです。詳しくは飲食店向けPOSレジの選び方でも解説しています。
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サポデジ オーダーなら、QR注文からPOSレジ、予約、会員、LINE販促、売上分析までまとめて管理できます。
モバイルオーダー導入時に確認したい機能
モバイルオーダーは「注文が取れるか」だけでなく、導入後の運用に必要な機能まで確認して選ぶことが重要です。
- POSレジ:注文をそのまま会計へ引き継げるか。レジ締め・割引・分割会計に対応しているか
- 多言語:英語・中国語・韓国語などの表示に対応しているか
- LINE:友だち追加・クーポン配信・ステップ配信など販促に使えるか
- 会員・ポイント:会員登録、ポイント・スタンプ、クーポンを運用できるか
- 予約:電話・店頭・LINEの予約をまとめて管理できるか
- 売上分析:時間帯別・商品別・客単価などを自動集計できるか
- 多店舗管理:複数店舗の売上・メニュー・権限を一元管理できるか
比較の観点は飲食店向けモバイルオーダーを比較するポイントで詳しく解説しています。
モバイルオーダー導入の流れ
一般的な導入の流れは次のとおりです。
- 1. 問い合わせ・相談:店舗の規模や運用方法を伝え、必要な機能を確認する
- 2. 初期設定・メニュー登録:商品・価格・写真・オプションを登録する
- 3. QRコード設置・テスト:テーブルにQRコードを設置し、注文から会計までの流れを試す
- 4. 運用開始:スタッフの操作に慣れながら、実際の営業で利用を始める
専用端末が不要なシステムであれば、店舗にあるパソコンやタブレット、スマートフォンを活用してスモールスタートできます。
モバイルオーダーの料金は、初期費用・月額料金・利用する機器などによって異なります。費用の内訳と相場はモバイルオーダーの料金・費用相場を詳しく見るで解説しています。
モバイルオーダーなら「サポデジ オーダー」
モバイルオーダーとPOSレジを別々に導入すると、注文情報や売上情報が分散する場合があります。
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よくある質問
モバイルオーダーにアプリは必要ですか?
QRコード型のモバイルオーダーであれば、アプリのインストールは不要です。テーブルのQRコードをスマートフォンのカメラで読み込むと、ブラウザ上で注文画面が開きます。
モバイルオーダーとPOSレジは連携した方がいいですか?
連携することをおすすめします。連携していないと、注文内容を会計時にレジへ打ち直す手間が発生し、売上データも分散します。POSレジ一体型のシステムなら連携設定自体が不要です。
小規模な飲食店でもモバイルオーダーは必要ですか?
席数が少なくても、少人数で運営している店舗ほど注文受付の省力化効果は大きくなります。専用端末不要のシステムなら初期費用を抑えて導入できるため、小規模店でも十分検討する価値があります。
スマートフォンを持っていないお客様はどうすればいいですか?
スタッフによる注文入力やハンディ注文を併用できるシステムを選べば対応できます。QR注文とスタッフ注文は同じ注文管理画面に集約されるため、運用上の混乱もありません。
導入にはどのくらいの期間がかかりますか?
メニュー数や運用内容によりますが、メニュー登録と設定、テストを含めておおむね数日〜数週間が目安です。導入サポートがあるシステムを選ぶとスムーズです。
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